近年、スマートフォンの普及とそのカメラ性能の向上により、本格的に一眼レフカメラを使って撮影する機会は少なくなったのではないでしょうか。またカメラ機材の価格は従来より下がっており、気軽にカメラやレンズを選べる時代になりました。誰でも気軽にカメラを使って撮影できるようになったことで、カメラマンのプロとアマチュアの違いも分かりにくくなっています。特にプロとアマチュアの間に厳密な定義があるわけではありません。
そこで本記事では、カメラマンのプロとアマチュアの違いについて、プロカメラマンに映像制作を依頼する場合のメリットについて解説していきます。
みなさまの動画制作のヒントになれば幸いです。そして、関東で動画制作にお困りの方は「湘南エージェンシー」までお気軽にご相談ください。
アマチュアカメラマンとは
まずはアマチュアカメラマンの特徴について整理しましょう。アマチュアカメラマンは、仕事としてではなくプライベートでの撮影がメインとなるため、撮影機材は少なく目的が限定されることが多いです。
趣味で撮影を楽しむ
スマートフォンが普及したことで、常にインターネットにアクセスできる時代になりました。スマートフォンでカメラを持ち歩いているため、いつでもどこでも撮影ができます。SNSやブログへ撮影した画像をすぐに投稿して共有しやすくなりました。特に画像に特化したSNSであるInstagramのユーザー数は年々増加しており、観光スポット・料理・インテリア・商品といった写真を投稿した経験はみなさんもあるのではないでしょうか。
このように自身の趣味や娯楽として写真撮影を楽しむのはアマチュアカメラマンの範囲といえるでしょう。カメラでさまざまな被写体や風景を撮影することで、美しい瞬間を記録し、満足感を高めることができます。趣味での写真撮影は、ストレス解消や創造性の発散にも繋がります。そして、撮影技術や知識を向上させることで、さらに高い充実感を得られるようになるでしょう。
仕事として撮影しない
プロのカメラマンのように仕事で撮影することはなく、あくまでも趣味の一つとして撮影を楽しみます。そのため自由に撮影し表現することができます。趣味で撮影を楽しむからこそ、撮影スタイルが制限されることはありません。
安価な機材を使用している、スマートフォンがメインである
高価な機材を使わないからアマチュアのカメラマンであるとは言えません。しかし、一般的に趣味として撮影する時はスマートフォンやデジタルカメラをメインで使用します。プライベートで高価なレンズ、照明などを使って大がかりな撮影をする機会は少ないでしょう。
撮影経験が少ない
あくまでも趣味の範囲で撮影するため撮影経験は不要です。少しずつ練習を重ね撮影スキルが向上すれば撮影の幅も広がります。結果的にプロのカメラマンになることもあるでしょう。
撮影目的が限定されている
主に自分自身、知人、家族、親戚などを対象に撮影する機会が多いでしょう。また撮影目的としては、風景、人物、イベントなどがあげられます。
プロカメラマンとは
一方でプロカメラマンの特徴はどうでしょう。写真撮影を職業としており、撮影対象や範囲は多岐にわたります。撮影機材もシーンに応じて使い分ける必要があります。具体的な特徴は以下のとおりです。
専門性がある
プロだからといって厳密に撮影経験や期間が決まっているわけではありません。しかし高品質な写真を撮影するためには、撮影スキル・知識が必要です。具体的には露出、シャッタースピード、ISOといった設定を調整できるスキル、被写体に対する構図の検討、照明機材の選定などの高い専門性が求められるでしょう。
カメラマンを職業としている
写真撮影により収入を得るのも大きな特徴の1つでしょう。クライアントの要望をヒアリングしながら、ジャンル、シーン、目的に合わせて柔軟に撮影できなければなりません。
撮影経験が豊富である
プロのカメラマンは豊富な撮影経験があります。さまざまな種類の被写体を撮影でき、撮影後も編集スキルが必要です。
撮影機材が充実している
撮影機材が充実していることも特徴としてあげられるでしょう。どのような状況、条件においても高品質な写真を撮影できなければなりません。そのためには、カメラボディ、レンズはもちろんのこと、照明機材、三脚、バッテリーといった周辺機器も揃えて、柔軟に対応できる必要があります。
さまざまな目的に対応できる
いつも同じような環境で撮影できるとは限りません。撮影時間、天候などの環境が変わる中で同じように撮影できなければなりません。レンズを変える、撮影機材を調整することで、シーンや目的に応じた撮影技術が必要です。
プロカメラマンに映像制作を依頼するメリット
ここまで写真撮影に関してアマチュアとプロのカメラマンの特徴について解説しました。これらを踏まえて、映像制作をプロに依頼した場合のメリットを解説しましょう。映像制作と写真撮影は関係ないように見えますが、実は共通する部分が多いのです。
撮影機材をシーンに応じて選定できる
映像制作ではさらに機材が増えます。カメラやレンズだけではなく、照明、三脚、マイク、スタビライザーといった機材を使い分け、高品質な映像を収録する必要があります。
写真と映像は共通点が多い
写真と映像は異なるものですが、撮影においていくつか共通点があります。例えば、構図・被写体の捉え方、照明・色彩調整などです。映像制作の過程でも画像を挿入することがあるので、プロカメラマンは映像制作でも有利になるでしょう。
挿入する画像、サムネイルにこだわりがある
映像制作では動画だけではなくロゴ・写真といった静止画像の素材を使用することもあります。画像の選定や挿入のタイミングは重要です。また動画を紹介するためのサムネイル画像も再生してもらうためには重要な要素です。その辺りも含めてまとめてサポートしてもらえるのは、動画制作を依頼する場合のメリットになるでしょう。
まとめ
今回はプロとアマチュアのカメラマンの違い、プロカメラマンに映像制作する場合のメリットについて解説しました。今回の記事を参考にしていただき、写真撮影や映像制作を外部へ依頼するのか検討されてはいかがでしょうか。
今後も企業の動画制作といったテーマで役立つ情報をお届けしますので、ぜひチェックしてくださいね。そして、動画制作で何かお悩みの方は「湘南エージェンシー」までお気軽にご相談ください。